こんにちは、織座農園の農園主、窪川典子(のりぴー)です。
織座農園は、八ヶ岳の東斜面、1000~1200mの
最高冷地にあります。
できる限り環境にも負荷をかけない生き方をしようと
新規就農して今年(2020年)で35年目の
小さな有機農家です。
農薬・化学肥料・遺伝子組み換え技術等
は一切使わず、
季節に合わせて多品目の野菜を作って
「提携」する消費者へ、
毎年5月から、翌1月まで毎週、
その時々の野菜セットを届けています。
長年、幼稚園を創りたいと思っていた私と
「0歳から100歳までの子ども達のためのようちえん」
という理念を追求したい内保園長(わたにぃ)夫妻
との共感的出会いから、
毎週「織座の日」として
子ども達を農園に受け入れるようになりました。
子ども達と畑ごっこをしながら野菜を育て、
収穫体験もします。
子ども達は、キャベツでも大根でも
生でバリッとかじっては
「甘い」「おいしい!」と
むしゃむしゃ食べます。
子どもは敏感。
「家では食べないのに!」
とびっくりするお母さんもいます。
豊かな土壌で育んだ野菜は、
本物の野菜、
本当においしいのです。
日本の有機農業は、全農地のわずか0.4%、
食料自給率はわずか37%、
遺伝子組み換え作物などの大量輸入も
心配です。
農薬が子どもの脳の発達に影響がある
ということも、徐々に明らかになってきています。
腸内細菌の減少による自己免疫力低下も
看過できない状況です。
日本では、農作物の農薬残留基準が
引き上げられており、
食品添加物も増えてきている中、
栄養価の低下も深刻です。
こうした多方面からによる影響は、
複合的に我々の健康を脅かしてくるでしょう。
何かの問題・課題だけをあげれば、
もしかしたら小さな影響かもしれない、
でもそれが複合的、相乗的に影響する恐れがないと
誰が言えるでしょうか?
せめて、少なくとも、子どもたちには、
憂いなく、安心して食べられるもの、
何より「おいしい」ものを
提供したい、それが私の願いです。
ちいろばが認定こども園になれば、
念願の「地産地消型オーガニック給食」も
いよいよ実現できます!
子ども達は、故郷の味を五感で感じられるのです。
原風景を食の面からも持つということです。
多様な自然と、「0歳から100歳までの」人々とが、
共生・共栄する持続可能な村づくり、
是非共に希望を感じながら、
ご支援、ご協力を宜しくお願い致します。
織座農園 窪川典子




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